ギフチョウのこと

前項のカタクリと同じで毎年写真に撮ってみるのがギフチョウ、どちらもスプリングエフェメラルです。
ギフチョウに関してはマスコミで「春の女神」などとして取り上げることが多いので知ってる人もまた多いようです。
紹介する折に「絶滅危惧種」と言われるためかなり稀なチョウと思われるようですが、実際には安定した分布と世代交代をしています。
昆虫類を1年通じて観察すると分かることですが、ギフチョウの数はモンシロチョウやアゲハチョウに比べ相当多く見られます。
では何故絶滅危惧種に?
それは話しがややこしくなりますが、昔、薪炭を必要としていた時代に切り払われた雑木林にカンアオイなどの幼虫の餌が繁茂しました。
従ってその場所に棲むギフチョウは新天地を得たの如く分布を拡げて行ったのです。
しかし時代は石油を主体として動くようになり雑木林は無用化となり代わりに杉や檜を植えてしまったのです。
そのことで住処を追われたギフチョウは数を減じているということです。
それに加え確かな調査もされないレッドデーター・ブックではその生態や高標高地の状態など考慮に入れられていないようです。
実際はギフチョウより少ないコツバメやミヤマセセリなどの方が絶滅を危惧されてしかるべきなのですが・・・
ギフチョウの生息環境を守ることは勿論ですが、昆虫にはたくさんの種類がいます。
美しいものだけ・・・と言う発想?では正しい自然保護は出来ません。
「学者よ、もっとしっかりせい!」と言いたいです。
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by yoas23 | 2011-05-08 06:28 |
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