クモマベニヒカゲ

本州の高山蝶の一つに数えられるクモマベニヒカゲは、乗鞍岳の至る所で見られます、
これは特に最近のことであり、20年ほど前には2、3ヶ所でしか観察できなかったように思います。
このことは今後の定期的な観察を待たないと断言は出来ませんがどうも分布拡大の途中のようです。
乗鞍は他の北アルプスの山々に比べ、植物や昆虫の種類が少ないのですが、
これは飛騨山脈の南側ほど成立年代が新しいからか、また活火山のため噴火によって一時的に絶滅し、
その後の回復が隣合う山との間隔が大きいために、分布拡大が遅れているからかのどちらかだろうと想像出来ます。
また更に南の御岳では高山蝶と呼ばれるものはコヒオドシのみです。
このクモマベニヒカゲは派手な美しさは無いですが、後翅の裏面にある白い斑紋に何故か残雪のイメージを感じます。
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乗鞍スカイラインにて (訪花の花はマルバダケブキ)
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乗鞍連峰 金山岩にて
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by yoas23 | 2005-09-18 07:39 |
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