赤とんぼ

例年秋になると、それまで亜高山帯で避暑をしていた赤とんぼが里へ降りて来るのだが、今年は少ない。
暑い夏が長かったせいで、秋の訪れに気付かないでいる訳でもないだろうが・・・。
昆虫の世界では毎年同じ数が発生すると言うものではなく、多い年、少ない年があり、捕食する側の発生量と微妙な関係がある。
とんぼを誰が食べるの?と思われる方もおられるであろうが、クモやカマキリばかりではなく、ハチや鳥なども好んで食べる。それらの生き物が多い年で更に天候が不順であれば、発生量が抑制されることもまた自然の摂理である。
日本人の郷愁の中に棲み続けている赤とんぼは里山の代表でもある。刈り取った田んぼの周りに弱い秋の日差しを浴びながら羽根を連ねる姿を来年こそは見たいと思う。
(尚、赤とんぼとはアキアカネのことを指すのであるが、他にナツアカネやノシメトンボも胴の色が赤い)
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by yoas23 | 2005-11-06 08:23 | 想うこと
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