数十億の埋蔵金

合掌造りで有名な白川村の保木脇という所に帰雲城跡がある。天正13年というから戦国の下克上の時代であるが、地震による山津波で一瞬のうちに城下町が跡形も無く土中に埋もれてしまったという。
天正13年(旧暦)11月29日に飛騨を中心に広く東海、北陸、近畿に及ぶ大地震が発生し、帰雲山が崩壊してその土砂は庄川を越え、城があったこの地まで及び、一つの町を呑み込んでしまったという。
この辺り一帯は金鉱山が多くあり、城主の内島氏も城内に時価数十億の金塊を蓄えていたとのことだ。このことに付いては「まぼろしの帰雲城」なるノン・フィクションの単行本が出ているから、興味のある方はご覧になられると良い。
金塊発掘は一つのロマンであるが、現地を一目見たならそれが容易ではないことがはっきり分かる程の規模である。
以前に調査で一部発掘されたことがあったが、その時出て来たのは茶碗の欠片や建物の柱などで、金塊はまだ発見されていない。
c0036317_140348.jpg

(上) 帰雲城跡  (下) 山頂が崩れ落ちた帰雲山
c0036317_141497.jpg

[PR]
by yoas23 | 2005-11-22 01:44 | 飛騨の国紹介
<< 再びエノキダケ お気に入りの風景 >>