飛騨の昔遊び 防空壕遊び

私達の子供時代の遊び場は高山市郊外の田園地帯であり、また現在でも公園となっている城山が日常の舞台であった。
子供はそれぞれに友達数人と自分たちの遊び場所のテリトリーを持っており、四季折々にそれぞれのポイントに出没した。
戦後間もない頃だったので、丘の裾にはいくつかの防空壕が掘られており、それが絶好の遊び場になったのは言うまでも無いが、特に冬の壕の内部は異様に面白かった。それというのも水はけの良い赤土だったせいか、天井から大きなつららがいくつも垂れ下がっており、下は一面に厚い氷で覆われ、氷筍が並んでいて、それはあたかも鍾乳洞に似ていた。
子供たちはその中に入って何するでも無かったのだが、それはいわゆる探検であり、壕中の光景を見ただけでもその目的は達成されていたように思う。
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洞窟の天井にツララが下がった防空壕
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by yoas23 | 2006-01-19 08:55 | 飛騨の昔遊び
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