飛騨の昔遊び テレビジョン

現在のようなカラーテレビは無く、白黒のテレビもそう簡単には買えなかった時代。
昭和35年、我が家に初めてテレビジョンが入った。高くてなかなか買えなかった時代だが、近くの電気屋が「子供に相撲でも見せてやってくれ」と言って無理やり置いていったもので、結局は気に入って見ていた私達兄弟のために購入に踏み切った父母。勿論生活も裕福では無かったので、月賦といってローンのことであるが、それで契約したようだ。
それまでは近所のテレビのある家に、友達と連れ立って見せてもらいに行っていたので、自分達が見たい番組などは見られなかったのだが、その後は自由に見られることとなった。
当時の印象に残った番組は当然白黒であったが、「ソニー号の冒険」といってアメリカの番組、「お笑い三人組」「隠密剣士」などで、相撲も楽しみにしていた。
画面の大きさは何インチだったか覚えていないけど、大きく見せるために水を入れたプラスティックのレンズが重たげに画面に被せられ、また見ない時は豪華な緞帳のような垂れ幕が掛けられており、厳かな気持ちで見ていたものである。
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by yoas23 | 2006-01-31 19:38 | 飛騨の昔遊び
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