飛騨の昔遊び 伝書鳩

今でも伝書鳩の飼育のマニアは多少いるが、昔はちょっとしたブームであった。
当時の高山市内には2~3軒の鳥獣店があり、伝書鳩は勿論のこと飼育グッズも売られていた。
トラップといって、アルミ製のハトの入り口の扉用に使う簾状のもの、塩土、抱卵用の磁器、水鉢など、いずれもそんなに高いものではなく、子供の小遣いを貯めれば買えるものばかりであり、鳥小屋は手作りで木の板製で金網を張った1m四角ほどのもの。
餌はとうもろこしが主で、他に何種かの雑穀と貝殻の砕いたものを混ぜたものが市販されており、朝と夕にすこしずつ与えることが日課となった。
私が飼っていた種類は「黒コマ」「灰コマ」そして「二ビキ」の三種で、他に「ハク」や「チャバト」「モザイク」と呼ばれるものがあり、いずれも羽根の模様から来ている呼び名であった。
鳩レースに参加するようなことは無かったが、それでも郊外へ連れ出して放したことがあり、無事に帰っているのを確認して「ホッ!」としたものである。
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by yoas23 | 2006-02-02 06:52 | 飛騨の昔遊び
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