飛騨の昔遊び 雪すべり

「雪すべり」ってなんだ?と思われる方がほとんどだと思う。
私達の子供時代はとにかく色々なものを使って遊びを考えたものだ。雪が降れば宿題はそっちのけで、雪玉合戦やかまくら造り、ソリやスキーと、遊びに足らないのは時間だけという生活をしていた。
幼少の頃住んでいた裏山の天辺まで雪をこざいて(押し分け)登り、麓まで尻で滑るだけの単純なものが「雪すべり」で、自分達はそれをエレベーターとよび、近所の仲間と連れ立って楽しんだものであった。エレベーターの下降する時の「ふわ~」とした感覚が似ていたからだ。
当時の積雪は現在より多く、子供の背丈など越えるくらいが当たり前で、登るのには随分苦労をしたが、滑り出すとこれがまた快感であり、何度も登り降りを繰り返す。
そのうち背中に雪が入って、だんだん服が冷たく湿ってきていつの間にか解散・・・ということになり家に帰って、親に叱られながら濡れた服と身体を炬燵で乾かしたものである。
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by yoas23 | 2006-02-16 07:53 | 飛騨の昔遊び
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