飛騨の昔遊び セスナ機の広告ビラ撒き

宣伝の一つの手段として昔よく行われていたのが、セスナ機を使ったビラ撒きである。
市街地というより郊外の空中から撒かれたビラは、写真のL版ほどの小さな紙切れであったが、子供たちはそれを拾い集めるため、夢中で上空を旋回する機を追いかけて、田んぼのあぜ道を走った。
一度に撒かれるのは数百枚程であろうか、それがキラキラと輝いて落ちる様は、まるで宝物でも降って来るかのように見えたものである。
色は違っても、質の悪いワラ紙に印刷してある内容は同じで、多く集めても意味の無いものだったが、子供にとっては何枚集めたかが自慢の種であり、泥で汚れた紙切れを見せびらかしたりもしたが、実際何が書いてあったのか記憶に無い。
またビラ撒きの際飛行機からアナウンスが聞こえたが、これも何を言っているのか聞き取れないようなもので、轟音と風の音にかき消されていた。
現在の世では空中でゴミを撒くようなものであるから、この宣伝法はされないが、今でも飛行機が飛ぶと空を見上げる癖だけが残ってる。
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by yoas23 | 2006-03-09 00:06 | 飛騨の昔遊び
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