飛騨の昔遊び 棒野球

今のように物資が豊富ではない時代は、グローブやバットはおろかボールさえも手に入ることは少なく、それでも野球がしたい子供達はあの手この手を考えた。
棒野球は遊び方やルールは違っていたが、数人が集まると出来る遊びで、天気の良い日など近くの広場では歓声が聞かれたものだった。
道具はこれもまたいたってシンプルで、1寸角ほどの角材で長さ30センチほどのもの数本あれば遊ぶことが出来た。
地面に船形の穴を掘り、バッターは角材一本を横に渡し、もう一本の角材を舟形の穴に入れ置いてある棒を引っ掛けて飛ばす。
野手に取られればアウト、取られなければ棒の落ちた場所まで、手にした棒で長さを計り、その回転数がすなわち点数となった。
取られなければゲームは次の展開となり、今度は縦に・・・、更には図のように横棒の上に縦に置き、前を跳ねて空中で叩いて飛ばす高度なテクニックを要するものにとレベルアップした。最後は反対の手にぶら下げたものを飛ばすのだが、これは野手の方も勢いが良すぎて、うっかり手を出せなかった。
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by yoas23 | 2006-03-17 06:54 | 飛騨の昔遊び
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