石仏のあるお堂

幹線である国道を離れ昔の路を歩くと、お地蔵さんや観音様の石像がよく目に付く。
以前、長野県の道祖神に付いてこのブログでふれたが、飛騨ではそれに代わってのものであり、当時の信仰の対象だったのだろう。
六地蔵を始め、あるものは馬頭観音であり、またあるものは千手観音であったりするが、どれも昔の篤志家によって建立されたものと思う。
当時の人が旅した道の危険な所を特に歩危(ほき)とよんだが、そんな場所や峠の辻には必ずといって良いほど、石仏が祀ってある。
移動の手段として、危険な遠い道のりを歩くしかなかった人々にとって、これらのお堂は一服の清涼剤のようなものだったに違いない。
それはそれは小さなお堂であるが、四季折々の花やお供え物が飾ってあり、道行く人の心を和ませる。
今は車社会になり、またこれから先時代がどう変わろうと、手厚く守をする人が絶えないうちは温かみを感じるものである。
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高山市丹生川町根方にて
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by yoas23 | 2006-03-19 06:46 | 日々の発見
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