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タマゴタケ

テングダケの仲間には毒キノコが多いです。
このタマゴタケもベニテングタケに似て真っ赤、「さぞかし強い毒だろうな」と思いきや、実はこれは食べられるのです。
特有の毒々しい色も、茹でると何事も無かったかのように薄い黄色に変わり、まるで科学の実験でも見るようです。
秋早くに出るきのこで毎年見られますが、食べたことは今迄2度のみ。
余りにもの鮮烈なイメージに、最初からは手が出せなかったのも事実。しかし食感はしっかりした歯ごたえで、食べてみれば美味しいきのこでした。
とてもラーメンの具などでは勿体無い、今度は主役に使ってやろうtp思います。
名前のタマゴとは幼菌の時、壷に包まれた様子がまるで卵のように見えることから来ています。
その殻(壷)が割れて中から赤い傘の色がが覗けば、タマゴタケと確認出来るのです。
通常は卵型のものから開いたものまで数本が、一箇所に生えていることが多いものです。
ただ猛毒のベニテングタケにはくれぐれもご注意を。見分け方はタマゴタケは傘の縁に放射状に黄色い線が見られること。
またベニテングタケのような白い壷の片鱗が傘に付いていい無いことで区別できます。
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高山市松之木町にて
by yoas23 | 2006-07-29 00:44 | きのこ
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