宇津江四十八滝 ②

前回の三段の平滝、函滝、上段滝まではまだ入り口、この先滝の落差が大きいほど遊歩道を歩くも辛くなります。
ゴミ拾いのお姉さんに「良い滝はまだまだこれから」とせかされ、先を急ぐことに・・・。
四十八滝というのは全国に20箇所もあり、あの華厳の滝や那智の滝周辺も四十八滝だそうで、そんな地名が残っているそうです。
飛騨の四十八滝には孝行息子(よそ八)の伝説があり、病に伏している母親にイワナを釣って食べさせようとこの界隈に来たところ、大きな淵の栗の大木に巻き付いた大蛇の目を見て驚いて逃げ帰り、高熱を出して寝込んでしまったとのこと。
若い女に化けた大蛇がよそ八のもとへ行き、一心に看病した結果すっかり元気になったということで、
しばらくしてよそ八の夢に出てきた娘は、「実は私は大蛇で、親孝行のあなたを助けてあげようと私の血を飲ませました。
そのため嵐を呼ぶことも龍となって昇天することもできなくなった」と言い、それからは二度と帰って来ることは無かったということです。
その話を聞いた旅の修験者が可哀想に思い、断食して不動明王に祈願したところ、二十一日目の満願の日には嵐となり、大蛇は龍と化身し無事昇天することが出来たそうです。
その嵐の時、地が避けていくつもの滝が姿を現し、以後その場所をよそ八(四十八)滝と呼ぶようになったという伝説が残っています。
また四十八は仏法四十八願を意味するものであるとも言われています。
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↑ 三段滝の一つ 函滝

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↑ 三段滝の一つ 上段滝

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↑ 夕もや渓谷

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↑ 梵音滝 (きよのき)

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↑ 王滝

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↑ 銚子口滝

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↑ 瑠璃滝

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↑ 布晒滝
四十八滝遊歩道もこの先の上平滝まで。
全行程に大きな滝は20程、それぞれには標識が取り付けられている。
高山市国府町にて
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by yoas23 | 2006-08-08 07:35 | 飛騨の国紹介
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