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ヤマドリ

柿本人麿の句に”あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む”というのがある。
ヤマドリの雄の尾は長く、長いものの枕詞として使われていることはお馴染みで、長い尾を靡かせて飛び立つ様には驚かされる。
嘘か誠かヤマドリは夜になると、雄と雌は谷を隔てて眠る習慣があると言われ、それが一人寝の侘しさという代名詞にもなっている。

先日山奥の林道で出会ったのは、まだ成鳥になりきっていない若いヤマドリだったが、そのため素早く逃げることは無く、暫くモデルを務めてくれた。
以前にキジの幼鳥も紹介したのでこちらも参照されると良い。
キジに似ているが羽の色がより赤味が強い。
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高山市丹生川町にて
by yoas23 | 2006-08-15 06:41 | 日々の発見
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