ツチアケビ

野山を歩いていると時々妙なものに出会うことがあります。
このツチアケビは秋になると真っ赤なアケビのような実がぶら下がり、雑木林ではちょっと違和感を感じるものです。
というのも茎立ちして葉が無いから余計でしょうね。
今はまだ花の時期ですが、この花、よく見るとデンドロビュームのような感じがします。
それもそのはずでこれはラン科の植物なのです。
ただ腐生ランといって腐葉土の中にあるナラタケの菌類から直接栄養を摂っている、
いわば「怠け者?」で、そのため光合成をしないから葉が必要無いのですね。
良く似た生態を示すものに、ススキの根から養分を頂くナンバンギセルがありますが、どちらも珍しいものです。
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↑周りにある葉はツチアケビのものでは無く、他の植物です。

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高山市丹生川町にて
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by yoas23 | 2007-09-01 00:19 | 野山の花
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