渡りをする蝶 アサギマダラ

時々テレビなどでアサギマダラの渡りがニュースになっていますね。
アサギマダラのようなマダラチョウ科は熱帯に広く分布していますが、アサギマダラはその一番北に住んでいます。
本来は奄美大島や九州の南部辺りが故郷と思われますが、夏には飛騨や信州などの高原でたくさんの個体が見られます。
北と南を往復するということで、最近では翅に記号を書いて飛ばすマーキングがなされ、調査されています。
ところで渡りに付いてよく勘違いされるのは一つの個体が往復していると思われがちなところです。
実はこの蝶は年に2~3回世代を繰り返すので、北へ向かう春の個体と、秋に南下する個体は違うのです。
初夏に高原などのイケマやガガイモの葉に幼虫が見られますが、それが成虫となって秋の深まりと同時に南を目指します。
北アメリカにも渡りをするオオカバマダラという種がいますが、何故遠い距離を渡るのかまだはっきりとは分かっていません。
他には夏に北上するチョウにイチモンジセセリやウラナミシジミなどもいますが、こちらは南へ帰ることなく寒さで死んでしまいます。
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↑ヒヨドリバナでの吸蜜に余念がないアサギマダラ
高山市丹生川町にて
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by yoas23 | 2007-09-17 00:08 |
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