2007年 06月 07日 ( 1 )

笹魚 (ささうお)

笹魚とは笹の茎に出来た魚のような形のものを言いますが、これには面白い話がありますので先ずそのご案内から・・・。
「古今雑談思出草紙」によれば、飛騨の平湯山という里人すら行くことが稀な場所は、一面のクマザサに覆われているが、
9月より降り続いた雪が融け出す4月頃、笹の茎にタケノコのようなものが付き、それを笹魚と呼んでいるという。
その後雪がすっかり融けてしまうと笹魚は流れに落ちて、たちまちのうちに泳ぎ出す。
それはヤマメに似たり岩魚に似たりしているが、食べると大変美味しいらしい・・・。
また人によってはまだ笹に付いているうちに尾ひれを動かしているのを見たこともあるとか・・・

現物を見るとそんな気さえして来ますが、実はこれはササウオタマバエという小型の昆虫の寄生によって出来た虫癭なのです。
それにしても泳いでいる魚の姿そのものですね。
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↑先日、岩魚釣りの際に山奥で見かけたものです。
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by yoas23 | 2007-06-07 03:54 | 日々の発見