カテゴリ:飛騨高山 四季の旅( 223 )

宮川の朝市

飛騨高山の名所と言えば代表が古い町並みであるが、陣屋前と宮川べりの朝市もまた高山らしい風情がある。
輪島、と房総勝浦と並んで日本の三大朝市に数えられるが、他との違いは海産物が無いことである。
しかし、農産物を加工した漬物や味噌など飛騨独特のものが並べられている。
近在の農家の主婦が持ち寄った野菜で始められたが、最近ではさるぼぼ(赤い布で作った赤ん坊の縫い包み)や木工細工なども並ぶ。
以前鍛冶橋近くで売られていたサツマイモの壷焼きが懐かしくて出向いたが、いつの間にかその店は姿を消していた。
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by yoas23 | 2006-02-04 19:43 | 飛騨高山 四季の旅

氷点下の森

高山市朝日町秋神の秋神温泉には冬になると「氷点下の森」が出現します。
これは36年前から行われている行事で、宿の主人の小林繁さんの労作です。
近くの谷川から引いた水を樹木などに流し、凍らせたもので冬の秋神の風物詩となっています。
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ライトアップされた高さ数メートルの、氷のオブジェが連なった様子はまさしく神秘的な森であり、その中に迷い込むと、氷の精にでも出会えるような錯覚に陥ります。
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秋神という所は飛騨でも寒いことで知られますが、その寒さを逆手にとって利用したもので自然と上手く共存しています。
この夜も何組ものカップルが訪れていました。
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写真はいずれも氷点下の森にて
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by yoas23 | 2006-02-01 01:14 | 飛騨高山 四季の旅

飛騨高山 二十四日市

毎年1月24日の高山では二十四日市が開かれる。
これは旧暦の12月24日に、二之町の露天で正月用品を売ったのが始まりとされ、朝市と並び有名な市である。
今の世では正月準備でもないが、それでも多くの市民や近在の人、また観光客で賑わっている。
売られているものの中で特に目を引くのは、昔ながらの「ばんどり」や「しょうけ」で、ばんどりとは藁で作った蓑のこと、しょうけは竹を細く剥いで編んだ笊のこと、いずれも高山市の郊外で作られている民芸品であり昔から続いているものだが、最近は後継者が不足しているという。
私個人的に二十四日市の思い出は、ぶんねもん坂(別院入り口から一之町交差点まで)にある「谷松」で毎年この市の日だけ売られている黒砂糖で、大きな塊を細かく割って売るパフォーマンスに昔からの思い入れがある。
甘いものが不足していた戦後に、子供の憧れとしては充分なものであったようだ。
毎年この市の日は天候が荒れると言うが、今年も穏やかな晴れとは行かなかったようで、氷点下数度の小雪が舞う中、白い息を吐きながら人々が集っていたらしい。
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(画像は2001年のもの)
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by yoas23 | 2006-01-25 06:30 | 飛騨高山 四季の旅