カテゴリ:昆虫( 42 )

エゾゼミ

セミといえば一般に思い浮かべられるのが、ミンミンゼミやアブラゼミ、ヒグラシ、クマゼミ、ツクツクホウシなどですが、
大型のセミではこのエゾゼミもいます。
鳴き声は「ギギギ・・・」と地味ですが、美しさではこのエゾゼミも負けてはいません。
数はそんなに多くは無いため私も写真にはなかなか撮れない種類のものでしたが、
偶然にも昨日友人と山に行った時見付けて頂きました。
このセミは子供の頃の夏休みの昆虫採集では垂涎の的でしたが、
採集するには若干コツがあり、止まっている木を蹴ると落ちて来るという習性から、いくつか標本も作ることが出来ました。
良く似たものにコエゾゼミがいますが、首筋の黄色い帯の模様で区別します。
切れ目が無いのがエゾゼミでコエゾゼミの方は途中に切れた部分があります。
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高山市上宝町にて
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by yoas23 | 2007-08-09 04:14 | 昆虫

キボシアシナガバチ

人家の軒裏や物置の影などによくアシナガバチの巣が掛けられていて、その掛け方で気候も占えるという話しがありますが、
アシナガバチにもいくつか種類があり、キアシナガバチやセグロアシナガバチの他コアシナバチ、やホソアシナガバチなどがいます。
どれも大雑把な巣を造るのですが、このキボシアシナガバチは少し高級感のある巣で、蛹室に黄色の蓋を作るため良く目に付きますね。
蜂といえば刺されることがあり、大型のものであれば稀にですが死に至ることもありますから注意が必要ですが、
不意にさえ近付かなければそんなに心配は要りません。
しかし、一度刺すと死んでしまうミツバチなどとは違って、アシナガバチやスズメバチは何度でも刺しますから、
命と引き換えということでは無いので、より注意しなければなりません。
アシナガバチとて立派なスズメバチの仲間ですから・・・それにこのキボシアシナガバチの場合は特に凶暴です。
でも胸部や腹部のマホガニー色がきれいですね。
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高山市滝町にて
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by yoas23 | 2007-08-06 02:18 | 昆虫

ニイニイゼミ

昨年はヒグラシセミ2題としてミンミンゼミとアブラゼミを紹介しましたが、このニイニイゼミも日本には広く分布しています。
春のセミの鳴き声が聞こえなくなると直ぐに鳴き始めますが、「チィー・・・」と連続した声はメリハリが無く、それと気付かないことの方が多いです。
羽根の色はまったくの保護色で松や桜に好んで止まりますが、鼈甲色のモザイク模様は見事に同化しています。
この仲間の抜け殻は土まみれになっていますが、何故なのかまだはっきりとは分かっていないようです。
学者によっては尿で泥を塗り付け、乾燥を防ぐためとの意見もありますが、さて・・・?
また、松尾芭蕉の「閑さや岩にしみいる蝉の声」の句は、このセミのことを詠んだ句と言われていますね。
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いずれも自宅庭にて
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by yoas23 | 2007-07-17 00:26 | 昆虫

カマキリの卵

土手を散策中にカマキリの卵を見つけた。
探そうとしてもなかなか見つけられないが、ふとした瞬間にはちょくちょく目にするものだ。
直径が4cmほどの泡状の塊で軽く、「これが卵?」と思うような物体だが、春になればこの殻を破って中から無数の幼生が出て来る。
これは草が刈り取られた後に産み付けたものだろうか、ちょうど鎌の位置の下にあり、刈り取りの前に生んでいたもので、もう少し上であれば助からなかっただろうに・・・。
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高山市丹生川町にて
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by yoas23 | 2007-02-28 03:43 | 昆虫

雪虫

昨日能登で雪虫を見たのでカメラを・・・
定まらぬ軌道を飛ぶのとあまりにも小さなため飛翔中の撮影は無理。
そこで止まったところを狙ってみた。
体長1cm足らずの小さな虫だが、尻尾に付けた綿毛が雪を連想させる。
この虫が飛ぶと雪の日も近い。
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石川県輪島市にて
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by yoas23 | 2006-11-27 07:42 | 昆虫

カミキリムシ2題

植物の写真を撮ろうと歩いていて、他の昆虫に出会うことは多い。
蝶など、花に集まることが多いものは当たり前だが、ハナカミキリに代表される仲間も結構花に集まっている。
ノリウツギの項でキベリカタビロハナに触れたが、他にマルガタハナやこのヨツスジハナ、オオヨツスジハナなど数えればきりが無い。
またこの時期、川原や草地ではゴマダラカミキリが重々しく飛ぶ姿も見られる。
子供の頃近くの川での水浴びの際、それを見付けて捕まえ夏休みの宿題の昆虫標本を作ったものだ。
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↑ ヤマアジサイに来たヨツスジハナカミキリ

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↑ ゴマダラカミキリ
いずれも高山市にて
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by yoas23 | 2006-08-23 07:03 | 昆虫

セミ2題

残暑厳しき折、暑い話題で恐縮ですが、季節のことなのでお許し願いたいと思います。
以前ヒグラシを紹介しましたが、今回はミンミンゼミとアブラゼミの登場です。
セミは春から色々な種類が順に出て来ます。
最初ハルゼミ、エゾハルゼミに始まり、ヒグラシ、ニイニイゼミ、次いでミンミンゼミ、アブラゼミの順、
私の住む所はクマゼミはいなくて、ツクツクホウシもたまにその声を聞くぐらいです。
いずれにしてもミンミンゼミとアブラゼミは盛夏のセミといえます。
入道雲の沸き立つ青空に今日もセミの声が響き渡ります。
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↑ ミンミンゼミ

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↑ アブラゼミ
いずれも自宅庭にて
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by yoas23 | 2006-08-16 07:10 | 昆虫

コシアキトンボ

灌漑用のため池などにはいろんな種類のトンボがいる。
オニヤンマやギンヤンマ、各種の小型イトトンボなど。その中に尻尾の途中だけが黄色く一際目立つのがいるが、それがコシアキトンボである。
イトトンボを除いて、特に大型のトンボほどじっとしてることが少なく、被写体には向かない。
落ち着きの無さはよく観察していると分かることだが、自分の縄張りを持つ習性があり、他の物体がテリトリーに入ると激しく追いかけ、絶えず見回りの動作を続けるためである。
「良くまぁ飛び続けて疲れないなぁ~」と感心するほどだ。
短い一生を交尾や産卵目的に生きている昆虫の世界は、何と忙しいことだろうか。
リンク先の「大和路&日本一周byなまず」さんのブログには、いくつものトンボが紹介されているのでそちらも是非!。
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サンカクイの先端に止まって侵入者に備える
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↑ 縄張りに入ったギンヤンマに向かい出動!
高山市松之木町にて
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by yoas23 | 2006-08-02 01:10 | 昆虫

ヒグラシ

梅雨明けの声を聞くと明るい空に蝉時雨を思い出します。
夏至から既に一ヶ月が経ちましたが、夕方の明るさを一番感じるのはこの季節でしょう。
そのせいか「カナカナ・・・」と涼しげに鳴くヒグラシの声が何時までも賑やかです。
真昼のアブラゼミやミンミンゼミ等のような騒々しさはなく、どこか物悲しくさえ感じますね。
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自宅裏にて
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by yoas23 | 2006-07-27 07:21 | 昆虫

飛べない昆虫 コブヤハズカミキリ

昆虫は4枚の羽根と6本の足があると習った。
羽根があるからには飛べるはずであるが、このカミキリムシは飛ぶことが出来ない。
何故なら上翅はあるが下翅が退化して無いのである。
だから移動手段はただ歩くことのみ。
従って行動範囲も狭くなり、そう言った場合は進化も独自のものとなってくるため、各地で多くの亜種となり長い年月には種が変わってしまうのである。
タニグチコブヤハズ、マヤサンコブヤハズ、フジコブヤハズなどが代表的な種であろうか。
この昆虫は秋には枯葉に包まるという不思議な習性があり、ヤマブドウやノリウツギなどの枯葉を叩くと転がり落ちる。
それにしても空を飛んでみたいと夢見る人間がいると思えば、飛ぶことを放棄した昆虫がいる。
インタビュー出来るものであれば何故なのか、その訳を聞いてみたいものである。
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画像のものはマヤサンコブヤハズカミキリ
飛騨市神岡町にて
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by yoas23 | 2006-07-25 19:03 | 昆虫