カテゴリ:蝶( 96 )

コムラサキ

コムラサキ=濃紫
いかにも粋な芸者の名前のようなこの蝶、タテハチョウ科なのでその名のように翅を立てて止まることが多く、
表の派手な色はなかなか拝めないのですが、時々ギャラリーのため?翅を開いて見せてくれます。
しかし本当はギャラリーのためではなく体温の調節のためなのです。
チョウが翅を開いている時は体温を上げるため太陽の光を浴びているのです。
逆に温かくなると閉じてしまいます。
そんな習性をを知っていれば開いた写真も案外簡単に撮ることが出来ます。
c0036317_028195.jpg

c0036317_0281274.jpg

高山市高根町にて
[PR]
by yoas23 | 2010-07-20 00:29 |

オオイチモンジ

オオイチモンジは北海道と本州中部の亜高山帯の一部にしかいない大型のタテハチョウで、
ヤマナラシやドロノキの葉を食べて成虫になります。
岐阜県では飛騨地方の御岳、乗鞍、穂高岳などの周辺に見られますが案外数が少なく、
雄はこうして路上で吸汁することで見る機会もありますが、雌は樹上の生活をするため滅多に降りて来ません。
蝶にしては珍しく雌の方が美しいのですが姿を見せることは稀です。
c0036317_081883.jpg

高山市上宝町にて
[PR]
by yoas23 | 2010-07-11 00:11 |

コミスジの幼虫

虫ネタも特に毛虫は嫌いな方も多いかも知れませんが、今回のコミスジは毛が無いことでお許し下さい。
この幼虫を特に登場させたのには訳があり、この幼虫の行動が面白いからです。
コミスジに限らずこの仲間は写真のように食べる葉っぱの中脈を残して葉を綴り、カーテンのようなものを作ります。
これは隠れ蓑の役目を果たしていると言われていますがさてどうでしょう?
葉を食べる時以外は食べ残した中脈の先端に静止する事が多いので、その様子とカーテンが逆に結構目だってしまいます。
c0036317_2099.jpg

↑ 食事中の3令幼虫です、食べ残した葉をカーテンのように綴っているのが分かると思います。

c0036317_202120.jpg

↑ お腹が一杯になったので静止位置である中脈の先端に移動中・・・

さてこの幼虫はどんな蝶に変身するか?・・・以前コミスジの成虫を紹介していますのでこちらをご覧下さい。
[PR]
by yoas23 | 2010-07-05 02:07 |

スギタニルリシジミ

少し前になりますが、栃の花の咲く頃このスギタニルリシジミが現れます。
幼虫は栃の花や実を食べるので開花や柔らかな実の時期に合わせて羽化するのですが、
昆虫は優れた体内時計を持っていることに今更ながらに驚かされます。
この時は薄暗いニリンソウの咲く林内に飛んでいましたが、雄は谷川縁や道路などで集団吸水しているのも良く見かけます。
この蝶も早春の一時期だけに現れるスプリング・エフェメラルの一つです。
ルリシジミに比べ翅の表裏ともくすんだ色が特徴です。
c0036317_336392.jpg

c0036317_3361481.jpg

高山市奥飛騨温泉にて
[PR]
by yoas23 | 2010-06-08 03:41 |

ダイミョウセセリ

ダイミョウセセリのダイミョウとは「大名」のこと。
黒地に白い紋は侍の紋付裃姿に似ていることからこの名が付いたようですが、
昆虫の中でも蝶に関しては外国人の目から見た名前がいくつか見られます。
学名にIratsume(郎女)を持ったウラクロシジミや、Geisha(芸者)の名のあるクジャクチョウなども古い日本のイメージです。
これは学術的に日本の昆虫相の調査がイギリスなどヨーロッパの人が先駆となってなされたからでしょう。
新しい種がどんどん見付かるに従い、名付けの方も凝ったものになって行ったのだと思います。
明治時代は昆虫の新種発見にも新しい息吹きの時代だったのですね。
ところでこの蝶の幼虫はヤマイモ類の葉を食べますので、栽培種の長芋などにも付きます。
しかし害虫と言うほどたくさん食べる訳でもありませんから見付けてもそのままにしておいて下さい。
どうせ葉を綴って中に潜んでいるのであまり人目には触れませんが・・・
c0036317_0244476.jpg

c0036317_024545.jpg

c0036317_025225.jpg

[PR]
by yoas23 | 2010-05-26 00:27 |

ギフチョウの季節

春の蝶と言えばギフチョウと言われるくらいマスコミでもよく取り上げられるので知らない人は居ないほど有名になったギフチョウ、
今年もあちこちで飛ぶのが見られます。
ソメイヨシノの開花に合わせて発生するかのようで概ねそれが目安となりますが、今年は春の異常低温から少しズレているようです。
それは空中の温度の上昇に対して地表の上昇が比例しない年は地表にいる蛹の目覚めが遅くなります。
合わせて豪雪の影響などもあり、桜が咲いても見られない・・・と言った年も稀にはあるようです。
ともあれ今年も出会えました。
c0036317_623401.jpg

c0036317_6235035.jpg

c0036317_624095.jpg

[PR]
by yoas23 | 2010-05-01 06:25 |

シータテハ

今年の春は寒い日が多いですが、それでも日が射すと蝶が飛び出します。
自宅の近くを俊敏に飛翔するのを見ましたのでカメラを手に取り追いかけました。
隣家の壁に止まったところを写しましたが、後翅の真ん中に白いCの文字が鮮やかに浮き出ています。
タテハチョウ科のシータテハ、文字通り短絡的な名前です。
これは昨年の秋に生まれた個体で成虫の姿で越冬しました。
翅がボロボロに傷んでいるように見えますが元々この姿です。
破れているような形は損な気もしますが、これがこの蝶の進化の結果ですから余程快適なのでしょう・・・
幼虫時代には楡の葉などを食べて育ちますから山の蝶と言えます。
c0036317_292514.jpg

[PR]
by yoas23 | 2010-04-24 02:12 |

ミドリシジミ

紅葉もそろそろ終りで蝶の姿もめっきり減った飛騨です。
陽だまりに越冬前のキチョウやタテハの仲間が時折飛ぶのが見られるくらいですが、
そんな中に痛ましいほど翅の粉を飛ばしたみすぼらしい蝶を見付けました、ミドリシジミの雌です。
この蝶の雌は人間の血液型のようにA型、B型、AB型、O型と4型の模様があります。
これは血液とは関係が無いようですが、赤い紋はAそして青い紋がBと言うように分けられていて、
雄の翅が緑に輝くミドリシジミの仲間の雌にだけ見られる特徴なのです。
この雌は薄っすらと赤い紋が前翅に見られるのでA型です。
c0036317_0591078.jpg

c0036317_0591956.jpg

高山市国府町にて
[PR]
by yoas23 | 2009-11-12 01:00 |

ヒメアカタテハ

晩秋になって蝶の翅も痛々しく破れているのを見ますが、中にはこんなに新鮮な美しさを魅せる蝶もいます。
ヒメアカタテハ・・・ゴボウなどのキク科の植物を食べるので畑の近くで見かけることもあります。
この蝶も成虫で越冬しますから今は冬越しのための栄養補給に余念が有りません。
また来年きれいな姿を見せて欲しいものです。
c0036317_0304317.jpg

c0036317_0305343.jpg

c0036317_031356.jpg

c0036317_0311222.jpg

高山市国府町にて
[PR]
by yoas23 | 2009-11-01 00:32 |

キチョウの集団吸水

東南アジアではよく無数のチョウが集まって吸水している様子が見られるようですが、
日本でも少しなら集団を見ることが出来ます。
夏場のミヤマカラスアゲハは本州でもよく出会いますが、時にはこんな可愛い集団吸水もあります。
チョウの通り道に1頭が一休み?それに続いて後続も・・・
c0036317_5463689.jpg

c0036317_5465986.jpg

[PR]
by yoas23 | 2009-10-07 05:49 |