カテゴリ:蝶( 96 )

ミヤマシジミ

秋になるとだんだん飛ぶ蝶の数も減って来ますが、逆に秋に数を増すものもいます。
キチョウやヒメシロチョウなどこのブログでも紹介したものはまだまだこれからが本番です。
このミヤマシジミも6月の初めから見られますが、その子孫が羽化する夏から秋に段々増えて来て、
これから10月の半ば辺りまで荒地や川原で飛ぶのが見られます。
しかし最近は居なくなった場所が増えており行く先が心配です。
幼虫が食べるコマツナギがたくさんあっても昔のように何処にでも居る蝶では無くなりました。
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↑ カワラケツメイに翅を開いて止まる雌

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↑ こちらは翅を閉じた雌

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↑ そして雄、雌に比べ地色が白っぽい感じです。

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↑ 生息地の環境は日当たりの良い堤防や川原など、こんな場所です。

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↑ これが食草のコマツナギです。

富山県富山市にて
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by yoas23 | 2009-09-23 02:21 |

高原に数増すアサギマダラ

標高の高い峠道では夏から初秋にかけてアサギマダラの優雅な姿を見ることが出来ます。
蝶の目的は涼と蜜を求めてでしょうか、ヒヨドリバナに特に多く、この日は多数の群がる姿が見られました。
アサギマダラは冬場は南の島などへ渡りをするのですが、そのことが最近はマスコミの報道で知る人も多くなりました。
彼岸の頃からだんだん南へ移動して秋遅くには本州も南の地で観察できるようになります。
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(4枚目のサイズを大きくしてあります)
高山市丹生川町にて
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by yoas23 | 2009-09-02 03:44 |

ダイミョウセセリ

セセリチョウの多くは翅を立てて止まるものが多いのですが、このダイミョウセセリは水平に開いて止まります。
そのため羽の表が良く見られます。
蝶には地理的な模様の変異がある種類がいますが、
ダイミョウセセリの場合は東日本の個体は後翅にある帯状の白い模様が薄くて北海道では消えかかってしまいます。
それに比べ九州など西日本のものはもっと帯の幅が広くなっています。
飛騨はちょうど中間なので帯びの太さもこの程度です。
幼虫は畑の長芋や野生のヤマノイモの葉を食べるので案外身近で見られる蝶です。
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by yoas23 | 2009-08-03 00:25 |

ミヤマカラスアゲハの集団吸水

8月に入るとカラスアゲハやミヤマカラスアゲハが数を増して来ます。
しかも春のものと比べると随分大型ですね。
これはクロアゲハや南のモンキアゲハ、ナガサキアゲハなどにも言えますが、幼虫が育つ環境が良かったということでしょう。
今回、林道の湿った場所にたくさんの個体が吸水に訪れているのに出遭いました。
近付くと素早く気付き逃げてしまうのですが、これだけ残っていて写すことが出来ました。
よく観察してみると分かるのですが、蝶は同じルートを通っています。
これを蝶道と呼んでいますが、それを通るのは雄だけで、また吸水に来るのもほとんどが雄で雌はあまり見かけません。
雌はどうも花の蜜が専門のようで、雄のように水分やミネラルを必要としないようです。
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高山市丹生川町にて
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by yoas23 | 2009-08-01 03:33 |

ヤマキマダラヒカゲとヒメキマダラヒカゲ

登山道の中ほどでコメツガやシラビソが繁る樹林帯を歩いていると急に飛び出して来る蝶がいます。
一休みでリュックを下していると妙になつっこく周りを飛び始め、
リュックや服、また露出した腕などに止まって口吻を伸ばして何かを吸い取っています。
登山も初心者は「蝶は花に集まるもの」というイメージを崩される行動に驚かれることでしょう。
この2種の蝶はあまり花に蜜を求めずミネラル分で命を繋いでいるようです。
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↑ ヤマキマダラヒカゲ

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↑ ヒメキマダラヒカゲ
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by yoas23 | 2009-07-30 06:54 |

ギンボシヒョウモン

ウラギンヒョウモンという一般的な大型ヒョウモンがいますが、今回はそれに良く似たギンボシヒョウモンです。
後翅裏の銀色の紋が良く似ていますがその配列など少し違っていて、
またギンボシヒョウモンの方はより高標高地を好むようで高原などによく現れる特徴があります。
特にアザミの花が好きで、夏休みのこの時期は時折いくつかの個体が群がるようなシーンも見られることでしょう。
今回最後の写真はミドリヒョウモン(右)とのツーショットです。
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by yoas23 | 2009-07-28 19:56 |

ミスイロオナガシジミ

先日のジョウザンミドリシジミと同じゼフィルスの一種ですが、こちらは翅表が緑色には輝きません。
それに「ミズイロ・・・」の名前の水色にも見えませんが、それはどうも薄暗いような環境に居ることが多く裏面の白色が水色に見えたからでしょうね。
表は一様に黒色ですから翅を開いて止まってくれなくても良いのですが・・・
したがって飛んでいる時は白黒のフラッシュ効果があり、それが案外美しいものです。
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飛騨市神岡町にて
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by yoas23 | 2009-07-23 03:47 |

ジョウザンミドリシジミ

山道の梢が低くて開けた場所に、小さな蝶ですが縄張りを守ってるのをこの時期には良く見ます。
侵入者(特に同種の雄)が現れると追いかけるのはもちろんですが、卍巴と呼ばれる行動が見られます。
目まぐるしくお互い近い間隔でクルクルと回りながら、少しずつ移動する姿はとても美しいものです。
このグループにはメスアカミドリシジミやエゾミドリシジミなどたくさんの種類がありますが、
ゼフィルスと呼ばれるグループで、翅の表は青や緑が金属光沢を帯びて美しい種が多いです。
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下の写真は卍巴の様子ですが逆光なのと動画でないのが残念です。
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by yoas23 | 2009-07-20 05:53 |

3種のセセリチョウ

あまり美しくないし地味で小さな蝶ですが蛾ではありません。
触角と言うアンテナの先が太くなってるものはたいてい蝶と呼ばれるものです。
この時期に良く見られる3種です。
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↑ 上2枚(コチャバネせせり)
    高山市城山公園にて

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↑ 上2枚(オオチャバネせせり)
  高山市滝町にて

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↑ コキマダラセセリ
  高山市滝町にて
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by yoas23 | 2009-07-15 00:58 |

オオウラギンスジヒョウモン

場所にもよりますが一般的にはウラギンヒョウモンに次いで多く見られるようになったオオウラギンスジヒョウモンです。
種にはそれぞれ増えたり減ったりの発生を繰り返す現象が見られますが、最近はどの種も減少の一途を辿ってるように見えます。
そんな中でここ数年安定した発生を示しているオオウラギンスジヒョウモンを見るに付け何となく安心しています。。
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高山市城山公園にて
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by yoas23 | 2009-07-05 06:28 |