カテゴリ:乗鞍岳の高山植物( 132 )

チングルマとミヤマクロユリ

永らくお付き合い頂きました今回のシリーズですが、
乗鞍の高山植物の最後はやはりこの2種でしょうか・・・
チングルマは北アルプスのお花畑は何処にでもあり登山者には人気の花です。
とは言っても人気なのは花よりむしろ綿毛の方かと思います。
訪れた時は花がまだ見られましたが、今頃は秋風に揺れる綿毛が美しい頃でしょう。
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またミヤマクロユリはクロユリの高山型でより矮小になります。
花の匂いはあまり良くありませんが、それがかえって虫を惹き付けているようです。
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(どちらも最後の画像サイズを大きくしてあります)

さて、次回はいよいよ畳平を後にしてバスで下山します。
また紹介しなかった単発の植物の写真は、後日にでも載せたいと思いますのでまたご覧になって下さい。
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by yoas23 | 2009-08-27 00:34 | 乗鞍岳の高山植物

コイワカガミとミヤマコウゾリナ

畳平のお花畑ではハクサンイチゲがたくさん咲いていましたが、
その陰に少数派の美しい花がいくつかありました。
コイワカガミは本当はたくさん咲きますが、早い時期に咲く花で、この時期は少ししか見られませんでした。
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ミヤマコウゾリナは名の通りコウゾリナ(剃刀菜)の高山タイプです。
ザラザラした葉は髭剃りにも使えそうということから付いた名前のようですが、
ガクにある黒い剛毛を思わせる毛が余計にそんな感じを与えてくれますね。
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(最後の写真のみサイズを大きくしました)
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by yoas23 | 2009-08-26 06:50 | 乗鞍岳の高山植物

シナノオトギリソウとコガネイチゴ

オトギリソウの仲間は多いですが、乗鞍にあるのはシナノオトギリソウです。
これもやゝ花の時期を逸したようでしたが、蕾に赤い斑点は美しいものですね。
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先日のベニバナイチゴに比べ今度はまったく小さなコガネイチゴです。
こちらは開花時期がちょうど良いようでした。
ハイマツの陰に見られますがとても小さな花、気付かない人も多いようです。
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by yoas23 | 2009-08-24 04:25 | 乗鞍岳の高山植物

ベニバナイチゴとエゾシオガマ

両種とも以前に紹介済みですが、改めて載せてみました。
ベニバナイチゴは以前にも書いたように他の山では2000m辺りに多く見られますが、
乗鞍の場合はそれより500m以上高い所にあるようです。
今回は花は終って小さな実が付いていました。
以前のも良かったらご覧下さい。
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写真では丈が分かり辛いですが、約1mほどです。

エゾシオガマはヨツバシオガマの仲間ですが、こちらは花弁の色は白です。
上から見ると花が巴のように見えます。
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by yoas23 | 2009-08-22 00:45 | 乗鞍岳の高山植物

ミヤマキンバイとコウメバチソウ

既に似た花でミヤマダイコンソウとミヤマキンポウゲは載せましたが、
乗鞍で似たもの3種の最後はミヤマキンバイです。
葉の形がイチゴのように三つ葉になっているのでこれは簡単に区別出来ますね。
案外開花が早いのでもう花の時期も終わりかけていました。
(最初の写真の中ほどにある白色の花はミツバオウレンです)
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コウメバチソウは中山帯にあるウメバチソウの高山型で全体にやゝ小さくなります。
五枚の花弁はまさに梅のようですね。
乗鞍スカイラインの沿線では良く見られる花です。
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(今回も両種とも3枚目のサイズを大きくしました)
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by yoas23 | 2009-08-21 02:10 | 乗鞍岳の高山植物

ホソバツメクサとチシマギキョウ

ホソバツメクサはイワツメクサやミヤマミミナグサに似ていますがそれより全体に小さ目で、
花弁も細かく裂けないので区別は簡単です。
ただ乗鞍ではあまりたくさんあるものではなく限られた場所でしか見られないので、
気を付けていないと見逃してしまう花です。
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チシマギキョウもまた限られた場所でしか見られないので珍しく感じますが、
スカイラインではマイカーが制限されてから株も大きくなったようです。
群生は大丹生岳辺りが知られていますので今回もそこまで往復しましたが、
写真のようにまだ少し時期が早くて、開花していたのは数輪でした。
イワギキョウとの違いは花の色、大きさ、花弁に毛があることなどで見分けることが出来ます。
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(今回も共に3枚目のサイズを大きくしてあります)
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by yoas23 | 2009-08-20 03:19 | 乗鞍岳の高山植物

ミヤマタンポポとモミジカラマツ

里ではニホンタンポポとセイヨウタンポポの戦い?がありますが、
高山ではニホンタンポポの代わりにミヤマタンポポが咲いています。
乗鞍は車が登る山なので当然セイヨウタンポポも侵入して問題になっていました。
少し前からセイヨウタンポポの駆除が始まりましたので少なくはなりましたが、まだまだ姿を見ます。
外来植物を根絶やしするのはなかなか大変なことですね。
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モミジカラマツはこの前載せたミヤマカラマツと同じカラマツソウの仲間ですが、
こちらは草丈が低く30cm程度です。
花もミヤマカラマツに比べると頑丈な感じがしますが、高山に根を下したため厳しい環境に耐えられるようにでしょうね。
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(どちらも3枚目のサイズを大きくしてあります)
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by yoas23 | 2009-08-19 07:50 | 乗鞍岳の高山植物

コケモモとミネウスユキソウ

高原に旅行するとお土産にコケモモのジュースやジャムを買われる人もいると思いますが、
赤い小さな実はそんな利用法もあるようです。
乗鞍の場合は国立公園の特別保護地域なのでもちろん採取は出来ませんが、
信州ではもう少し標高の低い場所にもあります。
熟した実は翌年まで残り、ライチョウの貴重な餌となります。
花は白色であまり目立ったものではないですが、ツツジ科独特の形ですね。
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ミネウスユキソウはエーデルワイスと同じ仲間で登山者には人気の花です。
今回の散策中にも探している人から在処を聞かれました。
白く雪がかかったように見える葉も遠くから見ると花のようですね。
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(3枚めのサイズを大きくしてあります)
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by yoas23 | 2009-08-18 06:30 | 乗鞍岳の高山植物

ミヤマゼンコとイワギキョウ、そしておまけ。

平均背丈の低いお花畑で頭を高くしているのがミヤマゼンコです。
低山、高山を問わず似たものが多いので苦手なグループと思われる人も多いかと思います。
見分ける方法はそれぞれあるのですが、
シシウドより小さくシラネニンジンより大きいというところで、他は花の形などで見分けます。
またイワギキョウは後で似た花のチシマギキョウを紹介しますが、花の色の若干の違い、毛の有無などで分けることが出来ます。
乗鞍では紫系が少ないのですが、この色が咲くともう秋を感じます。
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↑ 以上3枚はミヤマゼンコ

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↑ そしてこの3枚がイワギキョウです。 (それぞれ3枚目のサイズを大きくしてあります)

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↑ おまけは白花のヨツバシオガマです。乗鞍では時々見られますが、今年も会えました。
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by yoas23 | 2009-08-17 05:31 | 乗鞍岳の高山植物

ミヤマキンポウゲとウサギギク

里の春の花に黄色のものが多いのですが、高山でも黄色は結構多く見られます。
花期の短い場所ですから春、夏、秋の区別も難しいですが、キンポウゲ系は早くに咲いて来ます。
それに比べるとウサギギクは遅い方で、下の花に例えるなら夏のヒマワリでしょうか・・・
そう言えばどことなく似た風情がありますね。
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↑ 以上3枚がミヤマキンポウゲです。葉の形が先のミヤマダイコンソウとは違って深く切れ込んでいますね。

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↑ こちらはウサギギク、乗鞍では比較的よく見られる花です。
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by yoas23 | 2009-08-16 05:22 | 乗鞍岳の高山植物