<   2005年 08月 ( 30 )   > この月の画像一覧

ハイマツ

高山植物といえば美しい花ばかりを想像し勝ちですが、忘れてならないものにこのハイマツがあります。
下界で言えば五葉松のようなこの松、風雪に押され上に伸びることが出来なくなり、横に広がってしまう様子はまるで絨毯のようでもあります。
「風雪」と書きましたが雪の影響より風の影響の方がより強いようで、
風上(ほとんど乗鞍では飛騨から吹く風が多い)側の方が風除けになる東側より丈が短くなります。
(雪のせいであればその逆で風下の吹き溜まりこそ矮小になるはず)。
スカイライン沿いの桔梗ヶ原は北アルプス随一の広さのハイマツの海が広がっています。
c0036317_234442.jpg

乗鞍連峰 魔王岳にて
[PR]
by yoas23 | 2005-08-31 02:39 | 乗鞍岳の高山植物

タカネスズメノヒエ

一見カヤツリグサ科のように見えるこの植物、実はイグサ科なのです。
しかし畳表にするイグサとは随分かけ離れて見えますね。
まるで他人の空似のようです。
花や実は垂れ下がることなく上向きに、葉は細かく鋭く尖ります。
草丈は10cm程から25cm位になり、乗鞍岳では畳平などで見ることが出来ます。
c0036317_14422826.jpg

c0036317_984717.jpg

乗鞍岳 畳平お花畑にて
[PR]
by yoas23 | 2005-08-29 14:43 | 乗鞍岳の高山植物

霧の海

秋になると飛騨は盆地の地形からかよく霧が湧きます。
乗鞍では御来光を眺める時など、背後から流れてくる霧の流れにイライラさせられることも多いものです。
これは平湯に掛かった霧が十石山を越えて信州に流れ出る時の様子、遠くには常念岳も見えます。
c0036317_8445232.jpg

乗鞍連峰 大黒岳からの眺望
[PR]
by yoas23 | 2005-08-27 08:48 | 山歩き

ハリブキ

葉や茎に棘があることからこの名が付いたようです。
モミジのように切れ込みがある厚みを持った葉は、なかなかの存在感がありますが、触るには気持ちを落ち着ける必要があります。
と言うのもこの棘は鋭く、無造作に触れると痛い目に会うこと請け合いだからです。
実はブドウの房のような形をしており、色は真っ赤でこれまた人を寄せ付けないような威厳を感じさせますね。
c0036317_1440332.jpg

乗鞍スカイライン大崩山にて
[PR]
by yoas23 | 2005-08-26 14:45 | 乗鞍岳の高山植物

イワヒバリ

スズメより一回り大きく岩の間などを飛び回る鳥で、乗鞍でも普通に見られます。
高山ではライチョウ以外は冬越しが出来ず、夏だけを過ごす鳥がいくつかいますが、イワヒバリもその一つです。
岩の間に巣を掛けることからこの名が付いたと言われています。
c0036317_521531.jpg

乗鞍連峰 摩利支天岳にて
[PR]
by yoas23 | 2005-08-25 05:24 | 山歩き

タカネナナカマド (実)

乗鞍の高山植物もいよいよ大詰めに来ました。
秋の早い乗鞍ではこの時期はもうすっかり夏も終わり、もう少しすればナナカマドの紅葉が見られることでしょう。
畳平周辺には2種のナナカマドがありますが案外知られていないようです。
良く見れば葉の色、形などで区別が出来みますので観察されることをお勧めします。
ウラジロナナカマドはその名の通り葉裏が白っぽく、表の色もタカネナナカマドのように艶が無く白味を帯びます。
形は葉全体に鋸葉があるタカネに対しウラジロは半分で先端部分のみ、慣れれば遠くからでも見分けが付きます。
これはタカネナナカマドですがもう既に実が赤くなっています。
これが頻繁に霜が降りる頃には、透き通るような真っ赤な熟した実になることでしょう。
c0036317_7404150.jpg

乗鞍岳 鶴ヶ池畔にて
[PR]
by yoas23 | 2005-08-24 07:43 | 乗鞍岳の高山植物

ガンコウラン (実)

蘭でもないのに「ラン」という名が付いており、語源でも・・・と思い調べてみたが、なかなか詳しくは分かりません。
丈は10~15cm、雌雄異株で花は雄花、雌花とも茶褐色や濃い紫色ですが、見付け難いくらい細かい花です。
実は小豆よりやや大きめで黒い色をしていて、乗鞍ではいたるところにありますが、
魔王岳園地の下の階段左側や畳平のお花畑でも見られるので、実の付くこの時期特に探して見てほしいと思います。
c0036317_856772.jpg

c0036317_8562333.jpg

いずれも畳平のお花畑にて
[PR]
by yoas23 | 2005-08-23 08:58 | 乗鞍岳の高山植物

ミヤマコウゾリナ

森林限界より上ではそろそろ花の季節も終わる頃ですが、スカイラインではまだまだいくつかの盛りの花があります。
ハンゴンソウ、ゴマナ、アマニュウ、ニガナなど、主にキク科の花が多く見られます。
このミヤマコウゾリナも同科に属し、花の様子からもそれとすぐに分かります。
スカイラインの7~8kポスト付近や猫岳山麓は特に多く自生しています。
また畳平でもこれによく似た丈の短いものがありますが、同じくミヤマコウゾリナなのです。
c0036317_7284282.jpg

乗鞍スカイライン猫の小屋付近にて
[PR]
by yoas23 | 2005-08-22 07:31 | 乗鞍岳の高山植物

ミヤマホタルイ

高山帯にもイネ科やカヤツリグサ科などの単子葉の植物が数多くあり、種を見極めるのは似たものもあり難しいものです。
特にこの仲間の花は地味で、区別の材料になるものが少ないのです。
ただ、このミヤマホタルイや他のイグサの仲間は茎が独特のストロー状になっており比較的簡単に区別が付きます。
茎の途中から花を咲かせるのも一つの特徴ですね。
c0036317_841119.jpg

乗鞍岳 畳平のお花畑にて
[PR]
by yoas23 | 2005-08-20 08:41 | 乗鞍岳の高山植物

コケモモ (実)

コケモモは北アルプスでは比較的標高の低いところから自生し、乗鞍スカイラインの5kポスト付近(標高2070m)でも僅かではあるが見ることが出来ます。
森林限界を超えるとハイマツの縁などに群生し、この時期赤い実を付けます。
コケモモの花についてはこちらへ。
c0036317_16311730.jpg

乗鞍連峰 魔王岳にて
[PR]
by yoas23 | 2005-08-18 16:31 | 乗鞍岳の高山植物