<   2006年 04月 ( 33 )   > この月の画像一覧

あなたは誰?

野山を歩いていると、時として何か分からぬものに遭遇するものである。
富山県のとある林道を歩いていた時、前方に動物の影が見えた。
夢中で草むらに頭を突っ込んで何かしていて、こちらには気付く様子が全く無い。
「しめしめ・・・」カメラを取り出し1枚、2枚と撮りながら近づく。最初は犬かと思ったが、こんな山中に・・・それに首輪もしていない。タヌキだろうか?・・・いやいや色がちがう。
ハクビシン、イタチ、ムジナ・・・。知っている限りの動物の名を挙げてみたが、自分の頭の中の動物図鑑には該当者なし。
もっと良く顔を見てみたい。そう思い一声かけてみたら、私の存在に気付くと同時に大慌てでブッシュの中に駆け込んでしまった。
その速さったら野生を思わせるもので、飼われているものの動作ではなかった。
一瞬目を合わせたのだが、それでも相手が誰なのか?、分からぬままにその場を後にした。
さてさて、その時の画像であるが・・・果たしてこれは何?。
目が赤いことと白っぽく見えることからアルビノ(白化個体)だと思うが・・・・。
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別の写真をもう1枚。
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by yoas23 | 2006-04-30 00:58 | 日々の発見

山葵

山葵と書いてわさびと読むのはご存知のことと思うが、ワサビの葉は葵の紋に似ているところから来ている。
信州や伊豆では栽培しているので大きな根になるが、自然のものはあの半分くらいのものである。
それでも天然のものはやはり香りが違う。
以前岩魚釣りに興じたことがあって、醤油持参で釣った岩魚をさばき、谷川のワサビを川原の石ですり下ろして刺身で食べたことがあり、あの時の味は今でも忘れない。
また花蕾や新葉を葉ワサビとして頂くが、これもまた季節の味で「つ~ん!」とした刺激が何とも言えないものである。
最近は根こそぎ採取する人が増えて、近くの山では少なくなった。
そのため深山に分け入らねばならず。大切にしたい山菜である。
採取の場合は小さな根のものはそのまま残しておくこと、また根の一部は砂地に埋めておくことで再生する。
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by yoas23 | 2006-04-29 05:41 | 山菜

飛騨の昔遊び 船

春になって温かくなると水遊びがしたくなる。
そこで登場するのが水鉄砲やこの船作りであった。
家の前が製材所ということがあって木屑は何時でも貰いたい放題で、それを活用しない手は無い。
ここでもまた小刀の出番である。
5センチ角、長さ30センチほどの角材を削って船体を作り模型店からスクリューとゴムを買ってくる、彩色を施して完成すればいざ進水式。
側溝を堰き止めてスクリューのねじを巻く、恐る恐る浮かべれば船はスムーズに川上へと進む。
目線を低くして追っかけたものだ。
スクリューには舵が付いており、方向の癖を修正してどれだけでも遠くへ走らす。ここにもまた子供同士の小さな戦いがあった。
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by yoas23 | 2006-04-28 04:42 | 飛騨の昔遊び

たらの芽

春の楽しみの一つは山菜であり、雪が溶けた所から芽を出すクグミ(クサソテツ)やわらび、ぜんまいなどの収穫は楽しいものである。
中でも「山菜の王様」と言われるたらの芽には人気が集まるようだ。
手に棘を刺しながら得た木の芽の天ぷらは最高である。
癖の無い味で、調理は簡単、他におひたしや和え物にも合う。
たらの芽などの木の芽を取る時のマナーだが、必ず1本からは一つの芽のみ収穫し、
脇から出ている芽は獲らないことだ、そうすることによって木は何時までも枯れずにいてくれる。
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by yoas23 | 2006-04-27 06:43 | 山菜

アズマイチゲとキクザキイチゲ

通称「イチリンソウ」と呼ばれる花ですが、両種は花自体はよく似ており、混同されやすい植物で、
名前も「アズマイチゲ」、「キクザキイチリンソウ」「キクザキイチゲ」「イチリンソウ」などとややっこしいです。
(イチゲとイチリンソウは同じもの)
花はもとより葉で区別するのが簡単で、小さな丸みを帯びた葉で垂れ気味なっているのがアズマイチゲ、
深く切れ込んで横に広がった状態のものはキクザキイチゲ、どちらもキンポウゲ科です。
またキクザキイチゲには薄い紫の花もあります。
雪解けの谷川縁での群生を見るのは楽しいものですね。

アズマイチゲ 高山市丹生川町にて
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キクザキイチゲ 富山県宇奈月町にて
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キクザキイチゲ(薄紫花) 富山市細入にて
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by yoas23 | 2006-04-26 05:32 | 野山の花

スギタニルリシジミ

久し振りの蝶の紹介、今回はギフチョウ同様スプリング・エフェメラルであるスギタニルリシジミを紹介する。
スプリング・エフェメラルとは春先一瞬の淡いものというイメージで、その季節にだけ姿を現すものを言う。
幼虫は栃の花を食べることから、そのような場所でなければ見られないし、また小さな爪の大きさほどのチョウなので、なかなか目には止まらない。
翅裏はご覧のようなゴマ模様で、表は鈍い瑠璃色で渋いチョウだが、なかなか翅を開いて止まってくれないので、生態図鑑でも裏の写真が多い。
天気の良い日は集団で吸水に降りる習性があるため、砂利道の林道や谷筋では多数の個体を見ることも出来る。
スギタニとは発見者杉谷博士の名をとったもの、昆虫の名前はこうした人名、地名のものも多くある。
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高山市丹生川町にて
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by yoas23 | 2006-04-26 05:20 |

マキノスミレ

植物の同定は難しく自信を持っては紹介できないものがある。
「何々の一種です」としか言えないので、興味を持たれた方はご自身で調べる・・・ということになってしまう。
しかし、特にイネ科やスゲ科、カヤツリグサ科などの植物群は調べても難しいものである。
今回出遭ったマキノスミレもその一つ。植物学博士の牧野富太郎氏の名前が付けられたスミレであり、西日本に広く分布するシハイスミレの変種だと言われる。 (シハイとは紫背と書いて葉の裏が紫の意)
シハイスミレとの違いは、葉がより垂直に立つこと、また葉裏の紫色がより薄いことなどで区別され、シハイスミレは西日本に、マキノスミレは東日本に多いとのこと。
しかしここ中部地方は日本の真ん中・・・・この辺りのものは区別が難しいらしい。
相当悩んだが、どうやらマキノ・・・に軍配が・・・。
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富山県立山町にて
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by yoas23 | 2006-04-25 06:31 | 野山の花

福寿草が満開に・・・

暖かな地方からは葉桜の便りが聞かれると言うのに、こちらはまだ福寿草である。
「今頃何を寝ぼけたこと言ってんだ~」と言われそうだが、今ようやく満開を迎えたのである。
飛騨にはいくつか自生地があるが、ここ丹生川の福寿草も見事で、一面の黄色い絨毯は遠くからだとタンポポに見えてしまうが、これ全部福寿草と言うから驚きだ。
今年は何時までも寒かったせいか、ゴールデン・ウイークまで楽しめそう。
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いずれも高山市丹生川町で  (交じる白い花はイチリンソウ)
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by yoas23 | 2006-04-24 00:17 | 野山の花

イワウチワ

シャクナゲの色に似た薄いピンクの花を咲かせるイワウチワは、群生しているのでとても華やかな感じがある。
以前新潟県糸魚川市西山の項で紹介したが、今回もきれいに咲いている場所を見つけたので載せることにした。
イワカガミの仲間に近く、同じように少し湿った場所を好むくせに、大きな岩の上にもあることから、たぶんこの名前が付いたのだろう。
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富山県宇奈月町にて
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by yoas23 | 2006-04-23 05:42 | 野山の花

飛騨の昔遊び 竹馬

竹馬は全国何処でも同じ遊びと思うが、竹製ではなく鉄パイプ製のものも売ってあった。
しかし私たちはもちろん手作りで、そのため足を掛ける場所も任意であり、競って地上1m以上の高さにする者もいた。
乗る時は石垣など高い所を利用して乗り、自慢げに歩いたものである。
同じ1歩でもコンパスの長さの違いから大股になり、そのためスピードが速く気持ちの良いものだったが、コケると悲惨で膝小僧を擦り剥く結果となった。
実際に作って写真を撮れば良いのだが、イラストで・・・。
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by yoas23 | 2006-04-22 03:15 | 飛騨の昔遊び