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安国寺

足利尊氏、直義兄弟が国土の安泰を祈願して全国に建立された安国寺で、飛騨国府のものは貞和3年(1347)に創建されたと伝えられている。
本堂はその後永禄年間(1558-70)の兵火で焼失したが、寛永元年(1624)金森重頼の命によって再建されている。
また経蔵は応永15年(1408)の建立で焼失することなく現在に至っており国宝に指定されている。
中には八角の輪蔵があって、元版の一切経2208巻など県指定の重要文化財が納められている。
輪蔵は容易に人の力で回転することが出来、一回転すればすべてのお経を1回読んだことになるという。
外観は年代を感じさせる木造で、屋根は珍しく柿葺き(こけらぶき)である。
現在は経蔵のみ拝観料が必要である。
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↑ 山門

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↑ 国宝の経蔵

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↑ 本堂
高山市国府町
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by yoas23 | 2006-09-30 06:22 | 飛騨の国紹介

ナンテンハギの花

今年の春、山菜の中であずきなと載せたものは、ナンテンハギのことと文中で紹介したが、実はこんな花が咲く。
これなら誰もが「あ~ぁ、あの花か!」と頷くことであろう。
細かいがやはり萩に似た花である。
秋にこの花を探すことによって、翌春のアズキナ摘みの場所の下見が出来るのである。
もしも飛騨地方でこれを食べる習慣が無ければ、あちこちでたくさんのナンテンハギの花が見られることだろう。
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高山市松之木町にて
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by yoas23 | 2006-09-29 01:51 | 野山の花

飛騨の昔遊び イナゴ採り

今でも信州の土産にイナゴの甘露煮があり、時々買ってみる。
昔はイナゴの甘露煮は自宅で作ったもので、イナゴ採りに暇な子供が選ばれたのは当たり前だった。
手ぬぐいを半分に折って縫い合わせた袋に、竹筒などを刺して、入れたイナゴが這い上がらないように工夫して、いざ田んぼへ・・・。
間もなく稲刈りを迎える実った黄金色の稲の葉に、イナゴは止まっているのだが、素手で捕まえようとしてもすぐに逃げられる。
イナゴ採りは朝早くの動きが鈍感なうちが良いのだが、それでも命の惜しいイナゴは逃げ足も速い。
何度か空気を掴まされてるうち、だんだんとコツを飲み込んでゆく。
後ろから捕まえるのではなく頭から、ぼやぼやしてないで素早く!。
イナゴの吐く醤油のような液体で手を染めながらの奮闘の結果、ようやく晩御飯のおかずになる程度の収穫を得て家に。
甘辛に煮付けたイナゴはお酒の肴にはピッタリだが、もちろんその頃はお酒の味も知らず・・・。
ただカルシュムの補給に・・と。そんなことばかり聞いて食べたものだ。
しかし後ろ足が鋸状になっているため、口の中が痛い。後足を取って食べてると「勿体無い!」の母の声。
後足さえなかったらな~とぼやきながらも・・・。
今ではそんなことは気にしないで後足は取って食べる。
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写真はミヤマフキバッタで、羽根が短いので食べても口に触らず柔らかな感じがしたが、田んぼではあまり見なかった。
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by yoas23 | 2006-09-28 10:27 | 飛騨の昔遊び

何本でもイッポンシメジ

イッポンシメジの仲間は毒茸、食茸入り混じっているから見極めが必要。
先ずは毒茸で有名なのがクサウラベニタケ、そしてこのイッポンシメジ。安心して食べられるものはウラベニホテイシメジのみだが、いずれも良く似ており同定は難しい。
ただ、猛毒のクサウラベニタケはヒダの裏がピンク色で柄が細く柔らかいのに対し、他の2種は柄がしっかりしており、摘んでも強い弾力を感じる。
またイッポンシメジの毒素は弱く、下痢や軽い嘔吐を催すだけで死に至るようなことが無いので先ずは安心。
しかし敢えて食べるほどでは無い。
イッポンシメジを食べる習慣は、飛騨ではもちろん東北などでもあるのだが、一般的には茹でこぼして塩漬けにすることで毒素は抜けると言われている。
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高山市丹生川町にて
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by yoas23 | 2006-09-28 00:07 | きのこ

ガマズミ

紅葉に先駆けて色付き始める木の実がある。
里山の何処にでも見られるガマズミだが、その存在は案外知れれていない。
と言うのも似たものが多いからだろう。
甘酸っぱい赤い実は、思わず口に含みたくなる衝動に駆られるものだ。
脳天を突くような酸味で口中に唾が広がる。
ただ、この実は果実酒に良く、水やソーダ水で割るときれいなピンクの酒となり、食前酒などには持って来いである。
漬け込んで早速飲む訳には行かないが、来年の夏、氷を浮かべて・・・縁側で・・・想いは広がる。
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by yoas23 | 2006-09-27 09:00 | 野山の花

塩沢温泉入浴記

先ごろ紹介した塩沢温泉にようやく浸かることが出来ました。
休日は混むだろうとウイークデーに行ったのが良かったのか、誰も入っていなくて貸切状態でした。
泉質説明の看板は無く、多少赤味が勝っているのは鉄分だと思いますが、源泉を口に含むと炭酸泉のようでした。
砂糖を加えたならサイダーになりそうです。
温度は多少温めなので長時間入っていられますが冬場なら寒いかも知れません。
この温泉は無料で入浴出来るようですが、現在開放されているのは露天風呂のみです。
湯船は一つしか無くて、「男湯」とも「水着着用」とも書いてないので、おそらく普通の混浴で良いのでしょう。
水量の少ない隣を流れる川の、せせらぎを聞きながらの温泉は風流なもので、ついつい長湯をしてしまいそうです。
湯船から出た直ぐは少し肌寒いような気もしましたが何時までも体が暖かく感じられ、
湯冷めしにくい湯であることが分かります。
源泉は対岸の駐車場の一角にあり、パイプで川を越えて供給されています。
また高根町内には少し離れていますが新しくなった塩沢山荘や七峰館などの宿泊施設もあります。
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↑ 駐車場にある注意書きの看板

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↑ 吊橋の向うは旧塩沢山荘 今は営業してなくて無人です。

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↑ 山荘から階段を下りると野趣豊かな露天風呂

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↑ 大人で10人以上は入れそう・・・

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↑ 横を流れる谷川(この日は水量が少なめでした)

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↑ 湯に浸かった目線で・・・

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↑ 源泉

高山市高根町塩沢
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by yoas23 | 2006-09-26 07:09 | 飛騨の国紹介

アンズタケ

アンズタケは色も杏色なら香りもそれと似た香りがする。
見るからに爽やかなキノコで勿論食べられるというが、私はまだ食べたことが無い。
と言うのもこのキノコは山奥ではなく、犬を散歩させるような道端に出るものが多い。
どうも人間臭い場所のキノコは先入観があっていけない。
フランスのものは日本のより一回り小さいと言うが、立派に料理の主役を務めているそうだ。
乾燥してから炊き込みご飯に、生であればオムレツに良いとか・・・。
ちなみに大きさだが、小型のしいたけ程である。
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高山市松之木町にて
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by yoas23 | 2006-09-25 07:17 | きのこ

カワミドリ

カワミドリ・・・何と爽やかさを感じる名前でしょうか。
花を見て的を射ている感じがするのは私一人ではないと思います。
山地の湿った所を好み、場所によっては群落を作ります。
しそ科の植物で利用法として、茎・葉を乾燥して風邪薬として用いるようです。
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高山市丹生川町にて
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by yoas23 | 2006-09-24 10:29 | 野山の花

飛騨の昔遊び 隠れ家

昔の子供というのは、自分達だけの小さな空間が好きで、路地の奥まった場所のような所に、板切れなどを持ち込んで隠れ家を作ったりなんかしたものだ。
またツリーハウスよろしく枝振りの良い木を選んで、樹上にまでも小屋を造って遊んだ。
特に秋もこの時期には、稲刈りが終わり脱穀した藁が田んぼに堆く積んであり、これ幸いとその中に洞穴のように空間を作ったりした。
田んぼの持ち主もその事を知ってはいたが咎めることもなかった。
どうせ細かく切って肥料にする藁だからと大目に見てくれたのだろう。
今であれば大叱られの悪戯であるが、当時は人皆穏やかな時代だったのだ。
ただ首筋に入った藁屑のお蔭で家に帰ったからも痒い思いをしたのは言うまでも無い。
今はコンバインで藁屑はたちまちのうちに細かく砕かれてしまい、藁の束すら見られない時代である。
現代の子供たちも自分の部屋が持てるようになったので、敢えて小屋造りはしなくて済むようだが、何となく寂しい感じもする。
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by yoas23 | 2006-09-24 10:26 | 飛騨の昔遊び

ヤマブキの狂い咲き

昨日テレビでソメイヨシノの狂い咲きの話題を放映していた。
何でも夏の間に葉が害虫によって食べ尽くされたため、春と勘違いして花を咲かせたとのこと。
旬の季節でもない時期に花を咲かせることは今までも時折目にしたことで、ソメイヨシノも何年かに一度、秋に花見を楽しませてもらっている。
桜ではないがこれは先日人家の生垣に咲いた八重のヤマブキである。
葉はしっかり付いていたが、鮮やかな二輪のヤマブキ色が目に飛び込んできた。
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高山市丹生川町にて
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by yoas23 | 2006-09-23 06:53 | 日々の発見