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このまま放っておくと大変なことに・・・

「たけしの本当は怖い家庭の医学」のようなタイトルになってしまいましたが、それくらい脅威なのがこの花、オオハンゴンソウです。
明治時代に日本に入って来た帰化植物で、昭和の初めまでは何処でも少なかったようです。
飛騨では最初、清見村上小鳥地区(現、高山市清見町)の一部に見られ、当時は大変珍しかったのですが最近は分布を広げ、平湯などの国立公園内にまで見られるようになり、問題視されるようになって来ました。
キク科の多年草で繁殖力が強いことや、根絶やしするのが難しいことから放っておくと大変なことになります。
各地で行われる草刈などでも黄色い花が美しいと、苅り残されているからますますですね。

昔、このオオハンゴンソウを取り上げたテレビドラマがあり、北海道が舞台で「100万本のバラ」に例えて「百万本のオオハンゴンソウ」で対抗していましたが、あれをプレゼントした青年の恋は実ったのかどうか覚えていません。
ただ一面のオオハンゴンソウだけが記憶に残っています。
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高山市丹生川町にて
by yoas23 | 2006-09-03 04:33 | 野山の花
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